毎年、どんなスケジュール帳を使えば良いのか迷いませんか?
自分には、どのタイプのスケジュール帳が向いているのかわからなかったりしませんか?
私はOL時代、何年もスケジュール帳ジプシーで毎年悩んでました。
一年の中で買い替えることもしばしば。
でもこれってお金が勿体ないですよね?
そこで、色々なタイプのスケジュール帳を使い尽くした杤金が、
あなたのライフスタイルに合うフォーマットについてご紹介します。
あなたにとって使いやすいスケジュール帳を見つけるための参考にしてください。
スケジュール帳を使いこなせなくなる理由
あなたはスケジュール帳を使いこなせなくなる理由について考えたことがありますか?
一年を通して同じ手帳を使い続けようとウキウキしながら購入するのに、なぜ使わなくなるのでしょうか?
それは、使っている途中で
・仕事が変わった
・生活が変わった
などの外的な要因から
・現状の仕事管理に向かない
・現状の生活に向かない
など、そもそもの自分のライフスタイルやワークスタイルを自分自身が把握できていないことに起こります。
そして
・書かなくてはいけないという軽い強迫観念に駆られる
・書き込むことが面倒になり、空白が多くなる
・字が汚くて読みにくく見るのが嫌になる
など、
「スケジュール帳を常に見る」
という習慣がなくなり、持ち歩かなくなったり、家でも開かなくなったりして、使わなくなる。
スケジュール帳は仕事やプライベートの予定、未来の予定など日々の行動管理からTo doや収支管理などの生活管理に使うもの。
そして大袈裟にいえば
人生を自分自身の手で管理するためのツール
毎日の積み重ねが人生そのものだからです。
ですから自分自身のライフスタイル、ワークスタイルをきちんと把握できていなければ、当然、それに合うスケジュール帳のタイプがわかりません。
わかっていない人は、
・可愛いから
・使い勝手がよさそうに見えるから
・売れているから
・書きやすそうに見えるから
・好きな人や憧れの人が使っているから
・持ち歩きに便利そうだ、または家や職場に置いておくのに良さそうな気がする
という自分のワークライフスタイルをあまり想定せずに買ってしまいがち。
「そんなことない!考えて買った!」
と思うかもしれませんが、今使いこなせていないのであれば使いこなすことの想像が甘かったという証拠。
ちゃんと考えたつもりで買っていても、実はふわっとした想像しかしておらず、実生活において落とし込めなくなるのです。
つまり、ミスマッチが起きる、ということ。
しかもタチが悪いのはこのミスマッチが自分の想像力の低さによって招いていることに気付いていないんです。
そして結果、せっかく買ったスケジュール帳を使いこなせなくなり、使い続けることを諦めてしまう。
私もこのスパイラルにハマってしまい、一年の中で何回も買い直しをしていたんです。
スケジュール帳を使いこなすために必要なこと
スケジュール帳は使い続けるにあたり、きちんとした自分の毎日、しいては人生に対して想像力を働かせることが必要です。
その想像を行動計画立案という形で現実の予定にするためにスケジュール帳は利用するものだからです。
このような考えを持つことによって、スケジュール帳のタイプと自分とのミスマッチを防ぎ、スケジュール帳を見なくなったり、使わなくなるということを防ぎます。
スケジュール帳は、あなたのワークライフスタイルを管理するものです。
ですから、あなた自身があなたのワークライフスタイルを理解できていなければ始まらない。
そして、常に見るというクセをつけなければスケジュール帳を使いこなすことが出来るようにならないのです。
スケジュール帳を使う目的を明確にする
スケジュール帳を使いこなすためには、自分のワークライフスタイルを自分自身がちゃんと把握し、合うタイプを使うこと。
まずあなたが何のためにスケジュール帳を使うのか?を考えましょう。
・仕事やプライベートの予定を管理するため
・To doを管理するため
・日々の備忘録にするため
・夢を叶えるため
・収支を管理するため
など、スケジュール帳を利用する目的を明確にしましょう。
何のためにスケジュール帳を使うのか?というか必要なのか?
を明確にすることで大きさやタイプを決めることが出来るからです。
予定の管理やTo doの管理の場合には、毎日持ち歩くことになるし、日々の備忘録や収支の管理であれば家に置いていてもいいわけです。
最近流行りの夢や目標を叶えるための未来管理手帳の場合、夢や目標を予定置きして行動計画を立て日々、コツコツと実行していくことが大事なので持ち歩けるタイプが良い人もいるでしょうし、朝晩の決まった時間に見直すという場合には家に置いておいてもよいわけです。
全てのことを1冊で管理する場合には持ち歩けるものの方が良いので持ち歩きすることを基準に選ぶすること。
持ち歩き用に使っているスケジュール帳を持ち歩かなくなると開かなくなり、見なくなってしまうからです。
また、持ち歩かない用であるならば、一日の中で見る時間をちゃんと作ること。
スケジュール帳は持ち歩くにしても、家に置いておいておくにしても「常に見る」という習慣をつけることが一番大事です。
スケジュール帳を使いこなすためには自分のワークライフスタイルを自分自身がちゃんと把握しておくこと。
それにふさわしいタイプのスケジュール帳を選ぶことが使い続けられることに繋がり、しいては使いこなす秘訣となります。
自分の立場を意識する
あなたのワークライフスタイルに合うスケジュール帳はレイアウトだけではありません。
あなたの立場も意識するとさらに愛着が湧き、使い続けることが出来るようになります。
スケジュール帳は人前に登場することが多いアイテム。
ですからあなたの立場にあったふさわしい見た目のものを選ぶことです。
たとえば管理職やリーダー職に就いている場合には、スタイリッシュなタイプかブランドものが良いでしょう。
一般職であればブランドものまでいかなくても女性らしいデザインであると好印象をもたれます。
起業を考えていたり、複業をしている場合には経営者を意識した高価に見えるものが良いでしょう。
と、自分の立場を意識した見た目と、自分のワークライフスタイルに合ったスケジュール帳を選ぶことでスケジュール帳を自分のモノにしていきます。
気に入ったものは近くに置きたくなるのが女性というもの。
目にした時にワクワク、ウキウキするものであなたを素敵にしてくれるあなたに似合うものを選ぶこと。
あとは使い方を工夫するだけです。
紙のスケジュール帳がおススメの理由
近年、スマホでスケジュールを管理する人も多いと聞きます。
予定や約束といったものだけを管理するならそれもアリでしょう。
しかし総合的に考えた結果、やはり紙のスケジュール帳がおススメです。
一時期、私もスマホでスケジュールを管理していました。
が、スマホで管理していると
・電池切れした時に見れなくなる
・スケジュールを確認しながら電話が出来ない
・ちょっとしたメモを予定と一緒に見ることが出来ない
・ちょっとしたメモが別アプリでの管理になる
・手を動かしてスケジュールを書かないため、記憶に残りにくい
という不便を感じたのです。
スケジュール帳を持たない生活は荷物が減るので、ミニマリスト的ライフとしてはベストですが、私はミニマリスト的思考を持ちつつも、要らない物事を捨てて大切なものだけを手元に残すソロライフニスト。
ソロライフニスト的ライフには、不便さを感じるミニマルな生活は合わない。
ということで上記の不便さを解消するには、自分のワークライフスタイルに合った紙のスケジュール帳を持つことがベストと判断し、使う生活に戻しました。
自分の立場にふさわしく、ワークライフスタイルに合ったフォーマットの紙のスケジュール帳は愛着が持てるので目に入るところにあると開く習慣がつきやすいです。
スケジュール帳は書いて、使って、見ることが前提。
そのためには紙のスケジュール帳が使いやすいと思います。
仕事とプライベート用は分けない方がいい
仕事とプライベートを分けたい、と思うと、スケジュール帳を分けて使おう、と考えるもの。
しかしあまりおススメではありません。
予定が二重管理になるからです。
私はOL時代、土日休みで平日は18時~19時くらいまで就業してました。
残業はなるべくしたくない主義で、早く終えて遊びに行きたいタイプでした。
つまり、仕事よりプライベート重視派。
すると平日の夜、用事が入っていると残業しないようプライベートの用事を書くことになり結局、2冊ともにプライベートの予定を書くことなりました。
また、平日休みを取るなら仕事用には休みと書き、プライベート用には用事の内容を書くことに。
それも同じ日に対して2つのことをそれぞれに書くことになるので無駄だな、と感じたんです。
そこに気付いてからスケジュール管理のための2冊使いは辞めました。
スケジュール帳は日々を効率よく過ごすためのツールです。
日々を効率よく過ごすから、人生をコントロールすることが出来る。
そこに2冊使いはムダなんです。
OLさんは1冊のスケジュール帳の中で、仕事とプライベートの用事を分けて管理するほうが効率が良いのでおススメです。
独立した今は2冊使いをしていますが、スケジュール管理用とタスク管理用です。
これなら2冊でも用事の重複はないので、アポイントよりタスクが多い方にはおススメの使い方です。
スケジュール帳の大まかな種類と向いている人
一般的に出回っているタイプは以下の通り。
マンスリータイプ(仕事の予定は書かず、プライベートの予定だけ管理したい人向け)
・1日に1,2の予定だけ
・予定毎に色でルールを決めて書くと見やすくて◎
ウィークリータイプ(仕事とプライベートを一緒に管理しつつ、予定の詳細を書いておきたい人向け)
・マンスリーに予定を書き、ウィークリーに予定の詳細を書いておく
・ウィークリーに3行日記を書くこともおススメ
バーチカルタイプ(仕事とプライベートを時間で管理したい人向け)
・マンスリーには大まかな予定を書き、バーチカルに仕事とプライベート全ての予定を
時間軸で書くことで予定を把握したい人におススメ
・一緒に移動時間も書いておくと空き時間が一目でわかるので◎
バーチカルレフトタイプ(仕事とプライベートを一緒に管理しつつ、議事録を一緒に見たい人向け)
・マンスリーはプライベートの予定を書き、バーチカルとメモは仕事用に利用する
・バーチカルで予定の時間を管理しつつ、メモも一緒に見たい方におススメ
・会議予定をバーチカルに書き、議事録を右メモに書くようにすると常に同じページで見られるので◎
1日1Pタイプ(1日のことを全部書いて管理したい人向け)
・マンスリーには大まかな予定を、バーチカルで予定を書いたり、1日のタスクが多い人、
アイデアを書いておきたいなど、全てを書いておきたい人におススメ
・なんでも書いておけるので、使い方は自由自在。
スケジュール帳のフォーマットに左右されたくない人に◎
夢や目標を叶えるタイプ
・開発した人が夢や目標を叶えるための書き込みワークが多く入っているため、スケジュール管理としてはあまり使い勝手がよくないものが多いと聞きます。
・書き込みワークの他にも夢や目標を叶えるためのスケジュールの組み方やスケジュール帳の使い方など参考になることが沢山書いてあるので、セカンド手帳におススメです。
書き出したものを自分に合う手帳に書き写して使うといいと思います。
あとは大きさを決めればいいだけです。
スケジュール帳の大きさの決め方
スケジュール帳の大きさは、持ち歩くか、家や職場に置いておくか?で決める方が多いと思いますが、一番大事なのは見やすいか?です。
40代も半ば近くになると、老眼が気になり始めるお年頃でもあるので小さいものはおススメしません。
見づらくて見なくなるからです。
持ち歩きに関しては、手帳が必要なお出かけの時には入るバッグを選べば済むこと。
私の持ち歩き基準は、ひとり時間がある時にはタスク管理用のEDiTとスケジュール帳管理用のバーチカル手帳、雑記帳の3冊を持ちひとり時間がないお出かけの時にはスケジュール管理用のバーチカル手帳だけを持つ。
と決めています。
最近はあまり外では仕事をしないので、スケジュール管理用のバーチカル手帳と雑記帳だけ。
これからは家で仕事をするライフワークにしていきたいと思っているので、来年はスケジュールとタスク管理が一緒に出来るタイプを探そうかなと思ってます。
まとめ
スケジュール帳の選び方、いかがでしたか?
全てのタイプ、大きさを使って来て思うのは
〇使う目的がはっきりしていること
〇見る習慣が身につくよう工夫すること
〇最初からすべての機能を使いこなすことにとらわれないこと
〇スケジュール帳が推進する使い方を正確に守ろうとしないこと
〇すべてのページが埋まってなくても、字が汚くても気にしない
が大事なことだと思います。
スケジュール帳は自分の毎日を管理し、自分の人生をコントロールするもの。
ですから、どんなスケジュール帳が自分の毎日を管理するのにふさわしく、かつ、楽しく人生をコントロールし続けることが出来るか?
そこが大事。
また、どんなライフ&ワークでありたいのか?またはありたいのか?という自分の生活を想像しながら選ぶと間違いありません。
そのためには自分のワークライフスタイルをしっかりとつかむこと。
自分の全てを知ることです。
そしてスケジュール帳を見る習慣をつけること。
早いものは8月から発売になります。
是非、参考にして下さいね!